こんにちは。
たろたろファイヤーです。
いやぁーついにGoToトラベルキャンペーンで東京が対象になりましたね!
という事で早速10月1日から沖縄に行ってきました!
キャンペーンを利用してみて思ったのが、とにかく仕組みがわかりにくかった!
国が打ち出す施策って基本的にわかりにくいものが多いですよねー。
でも大丈夫。
今回利用してみてキャンペーンの利用方法やお得な使い方について理解できたのでここで紹介していこうと思います。
Go Toトラベルキャンペーンとは
そもそもGo Toトラベル事業とはなんでしょう。
環境庁の公式ページによるとこのように書かれています。
失われた旅行需要の回復や旅行中における地域の観光関連消費の喚起を図るとともに、ウィズコロナ の時代における「安全で安心な旅のスタイル」を普及・定着させる。
環境庁公式ページより
つまり
「コロナ自粛等でみんな家から出なくて金使ってないんやろ?」
「観光地なんか大赤字になっとるで。」
「国の予算でいくらか出しちゃるけんみんな旅行に行って金使ってや!」
てことでしょう。
第一弾と第二弾の違い
2020年10月1日からGoToトラベルキャンペーンが第二弾になったわけですが、具体的に何が変わったのでしょうか。
GoToトラベルキャンペーン第一弾のおさらい
- 国内旅行を対象に宿泊・日帰り旅行代金の35%を割引
- 2020年7月22日〜2020年9月30日の間に出発
- 東京発着は対象外
- 国の支援額(旅行代金割引)は、1人1泊あたり14,000円が上限(日帰り旅行の場合は7,000円が上限)
- 連泊制限や利用回数の制限はなし
魅力的なキャンペーンでしたが、僕のように東京在住だと対象外だという事で、この時は正直あまり気にも止めていませんでした。
GoToトラベルキャンペーン第二弾の内容
では今回2020年10月1日からのGoToトラベルキャンペーン第二弾の内容はどうなのでしょうか。(第一弾からの変更点は赤字で表記しています。)
- 国内旅行を対象に宿泊・日帰り旅行代金の35%を割引
- 加えて、宿泊・日帰り旅行代金の15%相当分の旅行先で使える地域共通クーポンを付与
- 2020年10月1日〜2021年3月15日の間に出発(予算がなくなり次第終了)
- 東京発着も対象 ←これを待ってました!
- 国の支援額(旅行代金割引+地域共通クーポン)は、1人1泊あたり20,000円が上限(日帰り旅行の場合は10,000円が上限)
- 連泊制限や利用回数の制限はなし
ついに東京も対象になりました!
還元率も上方修正されており、より魅力が増したように感じます。
目新しいのはやはり地域共通クーポンですね。
35%の割引と15%相当の地域共通クーポンで合計なんと50%もお得に利用できちゃいます!
GoToトラベルキャンペーンをお得に利用するために注意すべきポイントその1
GoToトラベルキャンペーンをお得に利用するために注意すべきポイントがあります。
予約時に支払った旅行商品のみが対象であるという事です。
例えば、楽天トラベル等の旅行代理店などを通してセットプランを購入した場合、以下のようなプランが一例としてあげられます。
プランその1(推奨)
宿泊10,000円+交通機関(飛行機等)8,000円+朝食2,000円
合計で旅行代金が税込20,000円
この場合はこのセットプラン全体がキャンペーンの対象なので、20,000円の35%である7,000円が値引きされて、支払い金額は13,000円となり、15%分の地域共通クーポンが3,000円分付与されます。
差し引き10,000円ですね。
しかし、格安航空を利用したい場合や、食事は現地で済ませようとした場合など、宿泊のみの予約を取るというパターンも考えられます。
同じように別のプランの例をあげてみます。
プランその2(自身で計算してお得になるか確認したほうが良い)
宿泊10,000円+格安航空などの交通機関5,000円+朝食はコンビニで1,000円
合計で旅行代金が税込16,000円
この場合は予約時に支払ったもの、つまり宿泊代だけがキャンペーンの対象になるので、10,000円の35%である3,500円が値引きされて6,500円、15%の地域共通クーポンが1,500円→100の位で四捨五入されるので2,000円、これで差し引き4,500円ですね。
そこに個別で支払った交通機関5,000円と朝食1,000円を足すと、合計で10,500円となります。
これはあくまで一例に過ぎませんが、このように旅費を抑えるために別々で手配するとかえって高くついてしまうことがあります。
基本的には航空券込みで朝食付きプランなどに申し込んだほうがお得だと思います。
GoToトラベルキャンペーンをお得に利用するために注意すべきポイントその2
もう一つきちんと理解しておいたほうが良い点は、国の支援額(旅行代金割引+地域共通クーポン)の上限が1人20,000円までだということです。
つまり最大限に利用するのであれば1人40,000円のプランだと支払い26,000円で地域共通クーポン6,000円付与されて、差し引き20,000円ですね。
1人当たりの上限が20,000円なので2人で80,000円のプランでもちゃんと2人分で支払い差し引き40,000円になります。
上記のパターンだと支援額の最大値である50%をフルに有効活用できていますね。
一方仮に1人50,000円のプランだとしても支援額の上限は20,000円なので2人で100,000円から40,000円(地域共通クーポン含む)差し引いて、60,000円にしかなりません。
このパターンだと支援額は最大まで活用できていますが、合計金額から見ると40%しか割り引かれていないことになります。
そんな時に裏技とまでは言いませんが覚えておいて欲しいのが、この支援対象の「1人」というのが、子供も含まれるということです。
旅行プランによっては子供は大人の半額だったりしますが、その場合もちゃんと1人としてカウントされます。
さらにこの値引き額というのは一人一人値引きされるわけではなく、1グループごとの値引きになります。
もう一度言います。
1グループごとの値引きです。
・・・・
ちょっとややこしくなってきましたね。笑
例を挙げて説明します。
先ほどの40%引きにしかならなかった1人50,000円のプランですが、子供は割引で1人30,000円だったとします。
このプランで大人2人+子供2人で予約すると、合計160,000円ですよね。
この場合は支援額の上限が1人あたり20,000×4人で合計80,000円まで適用されることになります。
これで先ほど40%引きにしかならなかったプランも50%引きになりましたね!!
大人の値引きがいくらで子供の値引きがいくらで・・・と計算する必要はなく、合計人数×20,000円が上限金額になります。
まあちょっとややこしいですが、ご家族連れで旅行に行かれる場合はこのあたりもきちんと計算したほうが良いですね。
地域共通クーポンとは
大まかな概要は説明してきましたが、ここで今回のGo To トラベルキャンペーン第二弾から追加で付与されることになった地域共通クーポンについて説明していきましょう。
もちろん東京都も対象です。
地域共通クーポンについて
- 旅行代金の15%相当のクーポンが付与され、紙または電子クーポンとして受け取ることができる
- 1枚1,000円単位で発行される商品券で、お釣りはなし
- 付与されるクーポンの1,000円未満は100の位で四捨五入される
- 旅行先の都道府県+隣接都道府県で旅行期限中に限って使用できる
100の位で四捨五入されるので旅行代金の15%相当が1,499円だとしても発行される地域共通クーポンは1,000円分だけとなります。
一方旅行代金の15%相当が1,500円だとすると発行される地域共通クーポンは2,000円分となります。
地域共通クーポンはどこでもらえる?
どういった経路で予約するかによって紙媒体のクーポンの場合の場合と電子媒体のクーポンの場合があります。
1、旅行会社の窓口で旅行商品を購入した場合
旅行会社の窓口で紙媒体のクーポンを受け取る。
2、WEB上で旅行商品を購入した場合
宿泊施設でチェックイン時に直接紙媒体のクーポンを受け取るパターンと、予約確認メールに記載されたURLから電子クーポンサイトにアクセスし、必要事項を入力して電子媒体のクーポンを受け取るパターンの2パターンがあります。
3、宿泊施設で直接宿泊商品を購入した場合
宿泊施設でチェックイン時に直接紙媒体のクーポンを受け取る。
僕は楽天トラベルで予約して紙媒体のクーポンを宿泊施設で受け取りました。
地域共通クーポンの使い方
紙媒体のクーポンの場合は旅行先の地域共通クーポン取扱店舗で支払い時に直接渡します。
電子媒体のクーポンの場合はお店にあるQRコードをスマートフォンから読み込むことで利用できます。
ただ、地域共通クーポンはどの店でも使えるというわけではないので取扱店舗をしっかりと探す必要があります。
地域共通クーポン取扱店舗MAPというものがあるのでこちらで確認しましょう。
一覧で取扱店舗を見たい場合は地域共通クーポン取扱店舗リストというものがあるのでこちらも合わせて確認してみてください。
地域共通クーポンを利用できる地域としては、旅行先の都道府県+隣接都道府県で使えるので、例えば旅行先が東京都であれば東京都はもちろん、千葉・神奈川・埼玉などでも使えるということになります。
ちょっと分かりづらい隣接都道府県の範囲ですが、海で遮られていても船や電車や橋などで隣接されていれば対象になります。
例えば北海道と青森もOK、沖縄と鹿児島もOKです。
これも見落としやすいポイントですね。
地域特別クーポンの仕様でGo Toトラベルの支援額が最大65%に!?
最後に地域特別クーポンの仕様を利用したちょっとした裏技を紹介します。
地域特別クーポンは旅行代金の15%が当てられ、1,000円単位の発行で100の位は四捨五入されると説明しましたが、この四捨五入の特性を利用するとちょっとした裏技を使えちゃいます。
旅行代金が税込3,334円だった場合、35%割引かれて支払い金額は2,167円になります。
地域共通クーポンは旅行代金の15%で500円となり、これを100の位で四捨五入すると1,000円になります。
つまり差し引いて実質1,167円になり、元の3,334円から65%も割引かれた計算になります!!
この3,334円がボーダーラインになります。
もし旅行代金が税込3,333円だったら、35%割引かれて支払い金額は2,166円になり、地域共通クーポンは旅行代金の15%で499円となり、これを100の位で四捨五入すると0円になります。
つまりこの場合は地域共通クーポンは付与されないので、最大でも35%割引きのままです。
とにかく還元率にだけこだわる方がいらっしゃるのであれば、旅行代金3,334円のプランを探してみましょう!(ネタにしかならないと思いますが!笑)
まとめ
いかがだったでしょうか。
旅行好きの僕としては正直感動レベルの施策です。
今回楽天トラベルで予約して最後に決済ボタンを押す時に表示されていた金額があまりに安くて思わず笑っちゃいました。
沖縄3泊4日で宿泊と航空券と朝食込みで20,000円くらいで取れちゃいました!笑
利用するには色々と知識や工夫が必要ですが、期間中は国の予算がなくなるまでは何度でも使えるので、この機会に最大限に利用させてもらいましょう!
もちろん、安くてラッキー!と浮かれてばかりいるのではなく、あくまでコロナ渦だからこその施策であって、その目的や社会全体のことについて考えながら、ウイルスに対しても十分に注意を払った上で旅を楽しみましょう!
あ、僕が西日本をぐるっと回った時の記事もよろしければ見ていただけると嬉しいです!
最後に今回の記事の内容をYouTubeでもアップしているのでよかったらご覧ください。
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