ホストクラブの求人といえばホスホスは必須!!【2から始めるホストクラブ#8】

2から始めるホストクラブ




ホストクラブを始めるときの話の続きです。

今回は求人に関して話そうと思います。

ホストクラブを始めてお店をオープンしても働いてくれるキャスト(従業員)がいないともちろん営業が成り立ちません。

正直求人はかなり苦労しました。

僕が現役の頃(10年以上前)はわりとホスト業界自体が体育会系で、働くホストくんたちも気合入ってる子が多かったんですけどね。。。
今の子たちはなかなかモチベーション維持が難しい。。。

【2から始めるホストクラブ】の他の記事はここでまとめているので気になった方は合わせてご覧ください。

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ホストクラブの求人

ホストクラブの求人といえば何が思い浮かびますか?

ホストクラブで働きたい人はどうやってお店を探しているのでしょうか?

タウンワーク?フロムエー?
もしかしてリクナビ?笑

ホストの求人は主に「ホスホス」というサイトを使うことが多いです。

ホスホスとは

ホスホスはもうこの業界では独占状態で、ホスホスで店舗情報を掲載しないお店はほとんどないと思います。
僕の現役の頃は「オンステージ」(通称オンステ)という競合サイトがあったんですが、コンテンツが充実していて扱いやすいUIのホスホスが生き残ったというイメージです。

こんなサイトです。

ホスホスは求人情報だけでなく、店舗の情報も載せることができるので、役割としてお店のホームページ変わりにもなります。

というかむしろ店舗側で作る公式ホームページよりもホスホスの店舗ページの方がアクセス多いことがほとんどです。

非常に完成度の高い優れたサイトだと思います。

働くお店を探している男の子はもちろん、ホストクラブ遊びが好きな女の子も多く訪れるサイトです。

なので店舗側もイベント情報を載せたり、毎月変わるナンバー情報を更新したり、お店のシステムや店内写真など、テンプレートに沿ってコンテンツを充実させていく必要があります。

基本的に担当の営業さんと連絡取り合って進めていくのでハードルはそんなに高くはないです。

イベントのたびに取材に来てくれたり、キャスト(従業員)のプロフィール写真も撮ってくれたり、その他にもこちらが考えた企画なんかも相談したら乗ってくれたりするので、サポートの体制はなかなかいいです。

料金

掲載料金は変動もあるだろうし店舗にもよるでしょうが、50000円代くらいからです。

求人にめちゃくちゃ効果のあるバナーをトップページに載せる場合は追加でオプション料金がかかったり、使いたいコンテンツによっては追加料金がかかることもあります。

お店の規模やネームバリューや経済状況などを踏まえて検討した方がいいですね。

僕のお店は一応看板ホストとして歌舞伎町では有名なホストが1人とその友人のそこそこ売れているホスト、あとは昔そこそこ売れていた僕と僕の友人で、4人で立ち上げることになっていたので、難しい・・・

迷いましたがグループ店もないので、特にバナー等も打たずにほぼ最低料金で契約しました。

イベント取材や写真撮影など十分にサポートは受けることができるので問題ないかと思いました。(後々考えると求人には本当に苦労したのでバナーくらい打つべきだったかなーとも思いました・・・)

ホスホスでの求人の進め方

ホスホスの求人を上手に活用するには少しコツが要ります。

求人ページを作る

まず普通に求人ページに載せる文章などを決めていくんですが、ここで他店舗との差別化を図るのはなかなか難しい・・・

というのもどの店舗も大体似たようなことしか書いていないから。

日給などの情報は基本的に嘘はないけど、所々嘘の情報も載せて応募者を釣ります。笑

まあこれはこういうもんなんだよなー。
とにかく求人の応募者が欲しいので。

例えば「高級デザイナーズマンションの即入居可の寮完備!」など。

実際はただのアパートだったりします。笑

流石に「実際は寮がなかった!」みたいな大嘘はないですが、基本的に誇張した表現で文章を考えます。

求人動画を載せる

次に動画を載せる必要があります。

絶対ではないですけど、契約していれば無料で載せることができるので求人動画はなるべく載せた方がいいと思います。

応募者も「お店の運営陣はどんな人なんだろー」「怖い人だったら嫌だなー」「アットホームな感じがいいなー」など、様々な感情を持って求人ページを見ていると思います。

安心感を与えるためや、お店の考え方に共感してもらうためなど、狙いは色々とありますが、是非とも使いたいコンテンツです。

ホスホスが運営している綺麗なスタジオ(要予約)で撮影してくれるのでクオリティもなかなか良いです。

実はめちゃめちゃ大事なポイント

実は一番大事だと言っても過言ではないと思うのですが、ホスホスに店舗ページを掲載する時期がめちゃめちゃ大事です。

というのも、ホスホスは新しい店舗を掲載したらしばらくの間「新規掲載店舗」というタグがつきます。

これがとても大事で、お店を探している男の子も新規店で働きたい子が多いので、この「新規掲載店舗」というタグがついているうちにしっかりとキャストを集めておくことが重要です。

「新規掲載店舗」のタグはしばらくすると消えてしまうので、そうなると歌舞伎町に数多くある他の店舗に埋もれてしまい、有名店とかじゃない限りなかなか見てもらえなくなります。

求職者が働きたいのは「新規店」もしくは「有名店」のどちらかであることがほとんどです。

そして大事なのが掲載のタイミングです。

応募者のほとんどは実際にお店の雰囲気を「体験入店」を通して感じたい人が多いです。

通常ホストクラブをオープンするときはまず「プレオープン」という期間を一定期間設けて、その期間中に更なる求人や集まったキャストの教育などを進めて、ある程度キャストが集まって仕事もできるようになったら「グランドオープン」という形で正式にオープンします。

つまりプレオープンをしていないと応募してきた子たちを体験入店させてあげることができないのです。

しかしプレオープンしてから求人を始めるとプレオープン中のキャストがゼロの状態から始めることになります。

なのでホスホスに店舗ページの掲載を始める絶妙なタイミングをしっかり考える必要があります。

僕はプレオープンの1週間前くらいから掲載しました。

プレオープン前に集まった応募者は面接をしてから研修という形で実際の営業のロールプレイングなどを通して仕事を教えながらプレオープンに向けて一緒に準備していくというのがいいんじゃないかなと。

みんなでお店を作ろう」みたいな団結力なんかも湧いたりしますよね。

とはいえいつまでも研修ばかりだと早く稼ぎたいキャストの子達ももどかしいでしょうから、プレオープン1週間前くらいからの掲載がちょうどいいかなと考えました。

プレオープンが始まったらもうガンガン体験入店してもらって、気に入ってもらえたら本入店してもらって、さらにどんどんキャストを増やしていけばいいです。

とにかくホスホスでの求人はよほどの有名店でもない限りは「新規掲載店舗」のタグが消えてしまうまでの間が勝負です!

求人サイトとしての効果

トータルで考えて、求人効果はしっかりとあります。

ホストクラブを始めるなら絶対に契約した方がいいです。

でもホスホスだけじゃ全然足りないんですよね・・・

面接と体入は毎日のようにやっていても実際に本入店してくれる子はなかなか少ないのが現実・・・

体験入店に来てくれた子にも「体入費」として日給を渡しているので、歌舞伎町中で体験入店を繰り返して小銭を稼いでいる通称「体入荒らし」が多いのも現実・・・

ということで求人はいろんな手段を使っていくつも対策する必要があります。

それについてはまた次の記事でー!!

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